日本古来の在来種であるウグイ。一般的には2〜30cmのサイズという印象を多く持たれるかと思いますが、コイ科の魚ということもあり、最大では50cm以上まで成長する場合もあるんです!

こちらの記事ではそんなウグイの大きさや成長速度、寿命について、詳しく解説していきます。

ウグイの一般的な大きさ・最大サイズは?

ウグイの成魚の大きさは一般的には20〜30cm程度と言われています。
また、稀にですが50cm以上の個体の事例もあります。

みなさんが釣り上げたウグイの最大サイズは何センチですか?
もし50cm以上のウグイを釣り上げた際にはぜひお問い合わせください!

近縁種でも大きさの違いがあります!

特大のジュウサンウグイ / 写真提供:@tom_tsuriaka さん

先程挙げたのはあくまでも「ウグイ」のサイズについてです。
国内にはウグイの他にもマルタウグイやウケクチウグイ、ジュウサンウグイ、エゾウグイといった4種のウグイの亜科や近縁種が存在します。これらの亜科・近縁種は比較的大型のものが多く、中でもウケクチウグイは80cmの個体もいるほどで、国内の淡水魚の中でも大型の魚といえます。

成長速度はどのくらい?

成長過程のウグイ / 提供:@ZL9Ved3qnVmCeKm さん

ウグイの成長スピードはは、孵化してから1年で5cmほどになり、2年で10~15cm程度まで成長すると言われています。個体により差はありますが孵化から2年ほどで繁殖活動を行います。

ウグイの寿命は何年くらい?

ウグイの寿命は最長で10年ほどと言われています。
ちなみにメジャーな淡水魚の寿命として、イワナが5年程度、ヤマメやアマゴは3年程度、コイは20年以上生きると言われています。
ウグイはコイ科で、生命力や適応力も高いため、他の淡水魚と比べ寿命が長めなのかもしれないですね。