日本固有の淡水魚・ウグイは飼育においても魅力いっぱい!飼育の難易度も比較的簡単で、人にも慣れ、愛嬌がある魚なんです!

今回はそんな「ウグイの飼い方」について、飼育の魅力やエサ、水槽のサイズ、飼育における注意点などを、サポート会員の菖蒲川さん協力、監修のもと解説していきます!

ウグイの飼育は簡単?

写真提供:サポート会員 菖蒲川さん

ウグイは生命力が高い魚で、様々な水質・水温に幅広く適応します。
基本的な飼育の注意点(適度な水換えや定期的なろ過装置のメンテナンスなど)さえ注意していれば、とても飼い易い魚なんです。

また、病気にも強く、ご飯も選り好みせずよく食べるので、魚の飼育が初めての方や初心者にオススメです。

どんなエサをあげれば良い?

エサはペットショップなどで市販されている金魚や熱帯魚のエサ、日本淡水魚のエサなどがオススメです。きっと選り好みせずモリモリ食べてくれるはずです。

雑食性の魚なので、動物性、植物性のバランスの取れたエサを与えてあげることで、健康な状態で永く飼育できるはずです。

ウグイの最大成長サイズ・おすすめの水槽の大きさは?

写真提供:サポート会員 菖蒲川さん

ウグイの自然下における最大サイズは50cmを超える場合もありますが、一般的には30cm程度の個体が多いです。
成長スピードは、孵化してから1年で5cmほどになり、2年で10~15cm程度まで成長すると言われています。

水槽の大きさは、泳ぎが得意な魚のため、90cm以上の水槽が望ましいです。

少数を飼う場合であれば、60cm程度の水槽でも飼育可能ですが、ストレスを緩和させるために水流ポンプで強い水流を作ってあげたり、水質の管理を頻繁に行う必要があります。

ヒーターは必要?

熱帯魚を飼う場合は、水温を温めるヒーターは必須アイテムです。
しかしウグイは寒さには強い魚なのでヒーターは必要ありません。
水温は具体的には25℃程度が望ましいです。その水温近辺で飼育ができる熱帯魚であれば混泳も可能です。

ウグイを飼育する上での注意点

元気に泳ぎ回る一方、元気すぎて水槽から跳ねて飛び出すことがあるので、水槽には必ずフタをしましょう。
また、高水温に弱いので水槽の設置場所は直射日光の当たらない日陰にしましょう。臆病な一面もあるので、人が頻繁に行き来する場所は避けましょう。

ウグイの飼育する魅力とは?

写真提供:かまタナゴさん

ウグイは飼育し続ければ人にも慣れ、繁殖期には体が赤く色づく婚姻色に変わり、飼育していて飽きません。寿命も長く、7〜10年ほど生きる魚です。比較的飼育難易度も低いので、ぜひウグイが釣れた際には、観賞魚として、お子さんの生き物を飼うという勉強として、飼育してみてはいかがでしょうか?