釣りにおける「外道」と言われることが多いウグイ。
味においても「小骨が多く泥臭い」と言われ、世間ではあまり良い印象がない魚です。
ですがウグイは長野県や栃木県と言った地域では郷土料理として親しまれており、調理次第でとっても美味しく食べられる魚なんです!
今回そんなウグイをフライにしてハンバーガーを作ってみました。
小骨の多さや泥臭さを解消する工程を丁寧に行うことで、「外道」と呼ばれている魚とは思えないほど美味しく味わえるはずです。
目次
用意する材料
今回作るウグイのハンバーガーに必要な材料は、ウグイ以外は基本的にキッチンに備わっているもので調理が可能です!
今回使うウグイは魚を手掴みで獲る強者の知り合いの方からお裾分けにいただいたものです(笑)。
材料(1人前)
・ウグイ 1尾
・バンズ(ロールパンや食パンなど) 1枚
・スライスチーズ 1枚
・キャベツの千切り ひと掴み程度
・フライ用の材料(卵・薄力粉・パン粉・水)
・タルタルソース(マヨネーズでも可)
・マーガリン
・酢
魚の下処理は丁寧に
ウグイを美味しく食べるためにまずは下処理を行いましょう。
① ウグイの内臓を取り出し、血合いを綺麗に取り除く
②ウロコを取り除く
③酢を使ってぬめりを取る
▼ウグイの下処理の方法の詳細はこちらの記事をチェック!▼
背開きにする
今回はフライにするため背開きにします。
20cm以上の大きな個体は小骨が気になるかと思いますので骨切りをしましょう。
衣をつける
背開きにしたウグイに衣をつけていきましょう。
水と卵、薄力粉を混ぜ合わせたものにウグイをひたし、パン粉をたっぷりと纏わせます。
カラッと揚げる!
それではウグイをカラッと揚げていきましょう!
油を170~175℃に熱し、ウグイを入れて衣がきつね色になるまで揚げていきます。
う〜ん!とっても香ばしい香り! テンション上がってきたぜ!
こんがり上がってきたのでここで味見(つまみ食い)を…。
サクッ…モグモグ……
う〜ん!ウマイ!
小骨も臭みも全く気になりません!
このままレモンサワーと共に優勝したい……!
しかし今回の目的は「ウグイバーガー」を作ること!
もう少しの辛抱です!
バンズに材料を乗せていく
オーブントースターで若干温めたバンズに、
下からマーガリン、スライスチーズ、ウグイのフライ、タルタルソース、キャベツの千切りを順に乗せていき、最後にもう1枚のバンズを乗せていきます。
「ウグイバーガー」完成! いざ実食!
お待ちかね! ついにウグイバーガーが完成しました!
見た目は完全にフィッシュバーガーです!(笑)その味はいかに!?
う〜ん! 控えめにいって最高です!
その味はフィッシュバーガーそのもので、まさに王道といった感じ!
ウグイの淡白な白身がバンズともタルタルソースとも相性抜群です!
正直売れるくらい美味いと感じてしまいました。
ただ、つまみ食いをしたせいで感動はちょっぴり控えめです(笑)。
ウグイの可能性はまだ無限にある!
ウグイは淡白な白身魚なので、和・洋・中問わずさまざまな料理に生かせる食材だと考えています。
みなざんもウグイが釣れた際にはぜひ色々な料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?