海でも川でも簡単に釣れてしまうことから、「外道」と呼ばれてしまう不憫な魚、ウグイ。味についても、小骨が多く川魚特有の泥臭さから「まずい」と言われることが多いですが、しっかりとした下処理と調理法を間違えなければ、美味しく食べることができるんです!
今回は筆者が調理したウグイ料理の中でも、特別おいしかったものを3つ紹介していきます。
1.ウグイのフライ
泥臭さをかき消すには、揚げてしまうことが手っ取り早いです。
また、揚げることで骨が柔らかくなり、とても食べやすくなります。
作り方は、一般的なアジフライの作り方でOK!
①お好みに捌いたウグイに、下味付けに塩と胡椒を振る。
②ウグイの身に小麦粉をまんべんなくまぶす。
③溶き卵につけ、パン粉をつける
④170度程度の油で3分ほど揚げる
⑤油切りをしたら完成!
味についても、衣とウグイの白身の相性は抜群!
フライなのでソースでもタルタルソースでも、お好みの調味料をかけてお召し上がりください。サクッとした衣の食感とフワッとした身の食感を楽しむことができます。
しかし、いくら揚げたとはいえ、骨の多さは隠しきれません。
手間がかかりますが、骨切りをすることで、ストレスなく美味しく食べることができるはずです。
▼ウグイのフライの実食レポはこちらをご覧ください!▼
2.ウグイの塩焼き
川魚料理の定番の塩焼きは、その魚本来の味わいをダイレクトに感じることができます。作り方は、こちらも通常のイワナやマスの塩焼きと同様でOK!
しかし、下処理を十分に行わないと残念な結果になってしまうことも。
① 下処理
・ウロコを取り、内臓を取り出す。
・ウロコを取った肌の滑りをを歯ブラシなどを使って取る。
・内臓を取った後の身についている血合いも綺麗に取り除いてください。
② ウグイ全体に塩をまぶす。
ヒレは焦げ防止のためにたっぷりと塩をつけてください。
③焼く
コンロの魚焼きグリルでもOKですが、より美味しく食べるなら炭火を使って遠火でじっくり焼き上げる方法をお勧めします。
④ 向きを変えたりを繰り返して、表面に焦げ目が出てきたら完成!
味は、まさに川魚の塩焼きそのもの味わいです。
個人的な感想ですが、ニジマスの味に近い印象がありました。
そのまま食べても十分美味しいですが、薬味として山椒や生姜を添えるのも乙です。
ウグイが持つ本来の味もとても美味しいことがきっとわかっていただけると思います。
▼ウグイの塩焼きの実食レポはこちらをご覧ください!▼
3.ウグイの唐揚げ
泥臭さ、小骨の多さといった、ウグイの短所を解消できるのが唐揚げです。
さっぱりとした白身で唐揚げもあっさりといただけます。
①お好みに捌いたウグイに、下味付けに塩と胡椒を振る。
②ビニール袋にウグイの身と唐揚げ粉を入れもみもみと混ぜる
臭み対策として、お好みですりおろした生姜やニンニクを和える。
③170度程度の油で3分ほど揚げる小骨が気になる方はもう少しじっくり揚げてみてください。
④油切りをしたら完成!
生姜やニンニクといった薬味を使うことで泥臭さが取れ、じっくりと揚げることで小骨も気にならず食べることができます。また、ウグイのやわらかし白身が唐揚げのザクザクした食感ととてもいい相性です。ビールやハイボールと合わせて食べたい一品です。
▼ウグイの唐揚げの実食レポはこちらをご覧ください!▼
みなさまもぜひウグイが釣れたら、一度リリースせず味わってみてはいかがでしょうか?
ぜひウグイを食べたご感想やおすすめの食べ方等ありましたら教えてください!
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